のっぺら あやかし同心捕物控 2018年8月 光文社時代小説文庫

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※2014年3月廣済堂文庫発行の のっぺら あやかし同心捕物控 と同じ内容になります。

ぬり壁のむすめ 九十九字ふしぎ屋 商い中 2016年9月
憑きものさがし 九十九字ふしぎ屋 商い中 2017年3月
おもいで影法師 九十九字ふしぎ屋 商い中 2017年10月
あやかし行灯 九十九字ふしぎ屋 商い中 2018年5月

光文社文庫

こんにちは。
気がつけばもう、10月も半ばなんですねえ。いきなり涼しくなったと思ったら、連日の雨。秋雨というより新手の雨季じゃないかと思うくらい、毎日雨。季節の変わり目を感じるより、日本の四季ってこんなんだっけと首を傾げたくなります。秋ってさ、天高く馬が肥えたり、虫の音に風情を感じたり、祭囃子が聞こえたりさ、もうちょっと爽やかなものじゃなかったかしらん。

では、新刊の紹介をば。
10月11日に、光文社から『おもいで影法師』が発売されました。『ぬり壁のむすめ』の続編3巻目です。
今回はモノにまつわる物語が3編。相変わらず主人公のるいがいろいろと巻き込まれて、ぬりかべのお父つぁんと一緒に活躍(?)しております。冬吾とナツも健在です。
元気な女の子は、やはり書いていて楽しいですね。特にるいは、悩むより先に動き出すので、展開が早い早い。
江戸物を書くにあたって、参考にしたのは落語の世界観です。軽妙洒脱においてとても及ぶものではありませんが、あの独特のリズムや間を目指して書いていければ……とまあ、偉そうなことを言っていますが、志は自由ということで(笑)。ナンチャッテ江戸にだけはしたくないので、頑張ります。

それと、PHP文芸文庫から出る『あやかし <妖怪>時代小説傑作選』というアンソロジーに、『のっぺら』の第一話が収録されることになりました。ありがたや。こちらは年内に発売のはずなので、よろしかったら手にとっていただければと思います。私以外に、作品が収録されている方々の面子がすごいです(笑)。

近況としましては、次に戦国時代物を書くことになっていまして。またも資料に埋もれているところです。ひー。
『直虎』やってるし、『関ケ原』公開されてるし、いやそれ以前に戦国はファンが多いから、その時代にさほど知識のない私にとってはかなり無謀な挑戦でありますが。しかもこっちは落語というわけにいかないから、文体も変えないと。うわあ。
そろそろがっつりファンタジーも書きたいのですが、どうも機会に恵まれず。いっそ書いてから、どこかに持ち込むしかないかしらん。

新作については、いずれ詳細をお伝えすることができると思います。某社の新レーベルということで、私も詳しいことがまだわからないもので。

私事では、相変わらずぼちぼち、ゆっくりと。母を見守りつつ、日常を修復しております。心配をしてくださった皆さま、本当にありがとうございます。
この先も頑張らない程度に、頑張る所存。

それでは、また。

こんにちは。今年も気がつけばもう三月。なんだかバタバタしてた記憶しかない、というか年初から二月まで思い切りどっ修羅場っていたことしか覚えていない!
でも考えてみれば、この切羽詰まりようも久し振りで、過ぎてみればちょっとしみじみしてしまいました。ゆっくりですが、少しずつ執筆できる状況に戻ってきたんだな、と。
ゲストブックに励ましの言葉をくださった皆様、本当にありがとうございます。ちゃんとお返事ができてなくて、ごめんなさい。
あ、あと、担当編集様も、今回デッドラインをさらに引き延ばすという極悪なことをしてしまってすみませんでした。…と、ここでこっそり謝っておこう。

そういうわけで、少し遅れてしまいましたが、新刊の報告です。三月九日に『ぬり壁のむすめ』の続編、『憑きものさがし』が光文社より出ました。すでにお手に取ってくださった方もいらっしゃるようで、心からありがたく思います。
それにしても「江戸もの・人情もの・妖怪もの」はもう売れないと言われている昨今、それが全部入っているうえに、主人公は典型的な受難キャラで相棒はツンデレという「なにその王道縛り」な物語を書いているあたり、ある意味チャレンジャーな私。一体何に挑んでいるんだ(笑)。
嬉しいことに、光文社からは三巻目も書いていいとの言葉をいただいています。よし、次こそは余裕をもって原稿を書けるよう頑張るぞ!(すでに自信がないけど)。

親の介護のほうも、だいぶ落ち着いてきました。少なくとも、一時期ほど走り回らずにすんでいます。もし同じように身内に介護の必要な人間がいるという方は、絶対に一人でやろうと思っちゃダメですよ~。パニックになります。私はケアマネさんやヘルパーさんや、とにかく助けてもらえるものは全部助けてもらいました。行政側からもいろいろなサポートがあることを、案外知らない人が多いです。

ところで私、twitterを始めてみました。といってもRTと、時たまうちの猫のことを呟いているだけですけれども。友人から「生存確認のためにやれ」と言われまして(笑)。どんだけ消息不明なんだ、私は。よろしければお気軽にフォローしてやってください。
それでは、また。

お久し振りです。いやもう、前に書いたのはいつだった?てなくらい間があいていて、申し訳ありません。
私自身、久々にこちらをのぞいたら、ゲストブックに書き込んでくださっている方がいらして、これはちゃんとご報告せねばと思いまして…。りいはさん、心配してくださって、ありがとうございます。

実は一昨年の夏、ちょうど『のっぺら』の三巻を書いていた時に、父と母が相次いで倒れ、なんとまさかの二親介護という事態に陥りました。妹は遠方に住んでいるため、どうしても近くにいる私が動かざるをえず、それからというもの父が入院している病院と母が療養している実家と、自分のマンションを行き来する毎日で。精神的にも体力的にも仕事のできる状況ではなく、やむなく出版社にお願いして、休筆ということになりました。

昨年になって生活が落ち着いてきたかなと思った矢先、今度は母が脳梗塞で入院という騒ぎに。で、またバタバタの毎日になってしまいまして、なんとか執筆活動に戻ることができたのが昨年の終わり頃でした。しかし悪いことは重なるというか、このご時勢は仕方がないというか、モノノケ文庫の撤退で、書き上げた『のっぺら』の三巻がお蔵入りになってしまいまして。
その後書いた『ぬり壁のむすめ』が紆余曲折の末ようやく、9月に光文社から発刊の運びとなりました。

今回、この二年間の諸々の厄払いの意味もあり、ちょっと気分を変えてみようかということで(あと、光文社側の意向もありまして)、ペンネームを「霜島けい」にしてみました。本格的な改名ではなく、基本は「霜島ケイ」のままですけど。

親が要介護という状況に変わりはないですが、どうにか書き続けることはできそうです。次は『ぬり壁のむすめ』の二巻かな。中断したままの話も幾つかありますし。
皆様にはご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございます。

どうか、これからもよろしくお願いいたします。