またずいぶんと更新をさぼってしまいました。近況報告っていうよりも、もはや生存証明になりつつあるような……。
心配して手紙やメールをくださった方もいらして、どうもありがとうございました。そして、すみません。今年の夏の暑さにはへばりましたが(寒さは平気ですが暑いのはめっぽう苦手で)、元気です。
ただ、自分の文章のリズムをちょっと忘れたか何かで、どうにも筆がすすまない時期がけっこう続きまして。
思い返せばデビューして10年目も1冊しか書けなかったので、これは10年ごとの節目にくる現象なのかもしれません。じたばたしても仕方がないと諦めて、少しずつ3歩進んで2歩さがるどころか4歩くらいさがりつつ、毎日パソの画面とにらめっこしていました。
少しずつでも書けばなんとかなるもので、先月ようやく1冊仕上げました。「鵺子ドリ~」の1年後の桐子と志郎の物語。タイトルは「帝都万葉(仮)」です。早ければ年明けに出ると思いますので、よろしくお願いします。
実は桐子の話は「鵺子~」で終わらせるつもりでした。が、桐子と志郎のその後の話も読みたいと言う声が(ありがたくも)けっこう多く、要望があるなら書かずばなるまい!と(笑)。しかし、1年後というのが、自分で書いておきながらまた微妙で。桐子が15になっていますが、果たして2人に進展は……あったのかな。うーん。
あと、ゲームの仕事にも少々関わっていました。今回はスペクトラルジーンのようにメインでシナリオを書いたわけではなく、シナリオの一部をお手伝いしたかたちなので、名前は出していません。そういうわけで、ゲームのタイトルも申し訳ないですがここでは伏せるということで。
しかしそのジャンルが、乙女ゲーム。
……そう、主人公=自分が複数のイケメンを落としまくるという、恋愛ゲーム。
すみません、私、そのてのゲームはひとつもやったことがないですけど。今回のシナリオ書きが初乙女ゲーなんですけど。というか、恋愛ものが鬼門なくらい苦手なんですけどっ?
どうやって相手を落とすの!? その前に、甘い台詞ってどう書くのっ? いやさらにその前に、なぜ私にシナリオを頼む!?
結局、個別ルートというもののうちの2本を書きましたが、『萌えではなく燃えのルート』という評価をいただきました。ええまあ、主に恋愛パート以外の部分で。
プレイした乙女の皆さん、ごめんなさい(ここで謝っても聞こえないでしょうけど)。乙女ゲーで「燃え」を書いてどうするよ、私……。
いろんな意味で勉強になりましたが、それでも恋愛もののスキルがさっぱりあがっていないのはなぜだろう(笑)。
現在は、別のレーベルでの新作のプロットと、「帝都万葉」の続きはどうするかという話と、上記のゲームに関連した仕事など、予定だけはいろいろあるので、ちょっと心を入れ替えて(?)頑張らねばと思っています。
ゲストブックに書き込みを下さった方、メールを下さった方。本当にありがとうございます。本当に更新の遅い近況報告ですが、これからはもう少し回数を増やそうと思っていますので、何ヶ月かに1度はのぞきに来てやってください。